観戦記・3/18J1-第4節 柏戦
もう1週間も経ったのか、こういうのは鮮度が重要だよね。
ターンオーバーやら怪我やら。ガンバは今ちゃんが帰って来たので懸念事項の中盤のバランスとやらは修正が効くと思われるが、それでも解決には至らないだろう。そこ、クルピは監督して修正する力があるの?というか、する気ある??(マテウス注入によるマンパワーで解決する気だろうけど)
対してレイソルはガンバの中盤のアンバランスを突くような陣形および、ルヴァンのレッズ戦のような序盤の猛然としたプレスを回避できるようにアンカーと左利きCBを配置。藤春と伊東を対面させず、伊東をオジェソク側に置いてくる。
んでもって、試合開始は相も変わらず緩い守備から。寄せが甘いのでスルスルっと奥まで運ばれる。いやーん。そこから決定的なパス、それを止めるためには決死の飛び込み守備、ターンで交わされ余裕を持ってシュート打たれるの図。向こうもわかりきっているので、その再現でささっと2点をゲットし楽々な展開へ。それにしても江坂選手は両足でしっかり蹴れるから良いよね。両足で蹴れるのは大事!
ガンバはやっぱりどこでボールを取るのかの設定がよくわからないし、持てた時のギャップで受ける動きが少ない。それは全てにおいて辛い。ハイプレスはサイドで、リトリートは中央でボールを刈り取るのがセオリーならば、今ちゃん復帰でやるのは中央迎撃かとー。
さてさて、2点取って楽々なはずのレイソルさんも、藤春に奥まで入られてしまっての、折り返しをウィジョに叩き込まれる。やはりペナ内の攻防はFWが圧倒的に有利であるし、シュートは打たないと始まらない。つか、よくゴール方向にボール飛んだな!ってくらい囲まれていたが。ナイス、ウィジョ!!!
【動画うp】ガンバ大阪 柏レイソル戦 ファン・ウィジョ1点目 https://t.co/tHcZxMF6D1
— sengoku38 (@sen5938) 2018年3月18日
柏サポ側からの動画が上がっていたので貼り付けておきます。thx!
最終的にはどちらもケガの交代で図らずとも形を変えざるを。ガンバは市丸くんが微妙にスぺ気味懸念、んがー。早めに中村くんを投入せざるを得ないところで、まだ体力的にJ1の長時間はきついかも。過密日程の負荷で藤春もきつかった。結果的にウィジョや長沢を最後まで使う陣容で、最後はガス欠だったよなー。そういう最後の終わり方でした。逆にいうと、相手がGKに下げたボールを追い過ぎたなーと。見てて、そこまいかんでええでーってシーンが散見された。それ最後まで足が残らんでと思ったらやっぱり。このあたりの判断は結果論かも知れないけどね。
柏は支柱の大谷を下げる形が最後に守り切れなかったことにはなるが、いずれにせよACLとカップ戦と、複数を並行する上でこの問題は常について回るだろう。大谷を下げた後にメンタル面で鼓舞する部分というのはそう簡単じゃないし、どのクラブだってそういう選手は簡単に手に入らない。
井出選手のパスアンドゴーがなかなかの鋭さを持ってチャンスメイクしていたので、ここの共通認識をしっかりと持ちたい。これは大いに活かしていきたい。
結果的に2-2だけど、どちらも勝ち点3が見えただけに、引き分け決着なのかなーと。まだまだ苦しいガンバさんですが、ようやく光明が見えたような気もするようなしないようなゲーム。とりあえず、球際緩いのなんとかしてよね!!!中を固められた時に、左右に振って振って相手にぶれを生み出す過程での精度の高さをより追及して欲しい。最後は長沢の高さという絶対正義を持ってるんだから。